おむつのこと

我が家では、布おむつと紙おむつを併用しています。
家では布おむつ、外出時は紙おむつといった具合。
どっちが良い悪いという議論はさておき、それぞれの特徴を知った結果こうなりました。

布おむつの利点は何といっても経皮毒のリスクが低いこと。
少し高くてもオーガニックコットンのものを用意して、
合成洗剤でなく石鹸で洗濯すれば、かなり安心です。

初期費用はかかりますが、繰り返し使えるので使えば使うほどお得。
オーガニックコットンの布おむつ(1枚500円くらいから)を30枚と
おむつカバー(ピンキリですが2500円と仮定)を6枚準備したとして、3万円。
これでおむつ卒業まで、場合によっては次のお子さんにも使えます。

難点はお出掛けの荷物がかさばるということ。
どんなに小さく畳んでも紙おむつの二倍にはなるし、当然捨てられないし、
替えのカバーも無いと不安…となるとかなりの荷物です。

あと洗うのが面倒、という人もいるでしょう。
実際うんちおむつは面倒です(笑

一方で紙おむつはとてもコンパクト。
長時間替えられない時でも、うんちをしない限り一応大丈夫。
場所によっては使用済みを捨てさせてもらえるし、
足りなくなっても簡単に買い足せる。

問題は、基本的に化学繊維=石油製品だらけなので、経皮毒が心配。
肌あたりがどんなに改良されても物質として悪化してたら本末転倒。

コスト面に関しては例えば、1枚20円×1日10回交換×365日=73000円/年。
もう少し安いものを探したり、交換頻度が少なかったりしても、
布おむつよりはかかるでしょう。

まとめると、こんな感じでしょうか。

他にも、布おむつは濡れた感覚がわかるのでおむつ外れが早いという説もありますが、
統計的なデータを私は知らないので参考までに。

私が生まれた頃(30年前)は、ちょうど紙おむつが出たてのころで、
「サンプルを貰ったけど、結局布おむつだった」そうです。
その数年後の妹の時にはだいぶ普及して、普通に紙おむつを使ったとか。

「今の紙おむつは性能もいいし、わざわざ大変なことしなくていいのに」
と親にも言われましたが、一番の決め手はやっぱり経皮毒ですね。
性器周りは腕の内側の42倍の吸収率という報告もあるそうです。
（詳しくは別記事を立てたいと思います）

私と同じように外出時は紙おむつという人の中には、
高いけれどノンケミカルのおむつを使っている人や、
ノンケミカルの生理用ナプキンを紙おむつの中に仕込んでいるという人もいます。
（これも結局高くつきます）

どちらも真似してみましたが結局続かず。
何かいい方法はないかな～と模索中であります。

何にせよ、おむつに限らず、いろんな選択肢がある時代です。
「一般常識」にとらわれずに自分に合った方法を選んでいきたいですね。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。感謝をこめて

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